敵?味方?体内での脂質の働き

2011/10/25 ニュース, 最新情報 by staff 1

脂質はタンパク質や炭水化物と並び、体の構成に必要不可欠な三大栄養素の一つです。
細胞膜やホルモンなどの材料になるなど、私達の体にとってなくてはならない存在です。また、脂質の中にはHDLコレステロールのように、体の末端組織で不要になったコレステロールを取り込むなど、「体に悪い」とは言いきれません。
毎日の食事で、適切な量を守って取り入れることが大切です。

脂質の種類、それぞれの働き

脂質とは、ラードやバターのような「脂肪」と、なたね油のような「油」の総称です。一般に、20℃付近で固体のものが「脂」、液体のものが「油」と呼ばれています。
脂質はそれぞれの働きや含まれる食品によって、主に4つに分けられます。

脂肪酸 直接エネルギー源として使われます。
リン脂質 細胞膜や脳の組織の構成成分となります。
中性脂肪 脂肪細胞の中に貯えられており、必要に応じて脂肪酸になり体の重要なエネルギーとして使われます。
コレステロール 細胞膜や特定のホルモンなどの材料になります。エネルギーとしては使われません。

脂質の病気「脂質異常症」

血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が多すぎたり、HDLコレステロールが少なくなる病気をいいます。
脂質異常症をほうっておくと、血管の動脈硬化が進みやがて心筋梗塞や脳卒中などの深刻な病気が引き起こされることになります。年齢などにより異なりますが、成人では1日に必要なエネルギーの20~25%ほどを脂質からとるのが適正量だと言われています。これは、1日2,000kcal必要な人では脂質ではおよそ50gになります。

しかし、食生活の欧米化にともない脂質の摂取量や摂取エネルギーに占める脂質の割合は増加しており、そのことがエネルギー過剰、肥満、生活習慣病の原因になっていることが指摘されています。


 
 

ダイエットの敵、中高年の健康維持の敵と言われがちな「脂質」ですが、毎日の適正量に沿った規則正しい食生活がとても重要になるのです。

しかし、体内で作られるコレステロールは自身でのコントロールはとても難しいです。
そんな時はベニ麹など、機能性食材を利用するのもいいのかもしれません。


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